「ミネラル不足な現代」というお話

いつも当店をご愛顧頂き誠にありがとうございます。健康茶屋スタッフの宮本です。急激な気温の変化が激しい季節になりました、皆様如何お過ごしでしょうか?

少し更新が空いてしまいましたが、今日は「塩」に関する興味深いお話を書いてみようと思います。


最近では健康な食生活ブームによってオーガニック食品やマクロビオティックなどが流行しているようです。加工食品や外食に食生活の多くを依存してきた日本人にとって、様々な情報がテレビや新聞、雑誌などでも注目を集めています。


中でも私が興味深かったのは「ミネラル不足」です。加工食品などではどうしても加熱や加工処理段階で野菜などの食材に含まれるミネラルが失われるそうです。また、近年の日本では「塩田」というものが存在しません。港湾地区に広大な敷地を必要とする塩田を廃止し、工業団地が次々と建てられた結果、日本に古くからあった伝統的な塩づくりは一変したそうです。

これによって人工的につくられた「食塩」が流通し、ミネラルを多く含む天然の塩を口にする機会がなくなりました。
たんぱく質、脂質、糖質の三大栄養素に加え、ビタミンとミネラルを含めて五大栄養素と呼ばれ、私たちの体になくてはならない栄養素です。 三大栄養素は、食事によって毎日ある程度の量が摂取できましが、ビタミンとミネラルの必要量はわずかなため、微量栄養素とも呼ばれています。


近年の研究ではこの微量のミネラルが健康を維持していく上ではとても重要な働きをすることがわかっています。

例えばすべての動物は筋肉を動かすのに、浸透圧が関係しており、この浸透圧の働きを高めるためには「塩」が有効だと考えらているそうです。胃も腸もその他の内臓もすべて筋肉の収縮運動で動いているのですから、何だか納得してしまいました。


また、お母さんのお腹の中の羊水は0.9%程度の海水と同じ成分なのだそうです。そういえば体調を崩した時なども生理食塩水の点滴をすることがあります。脳から体の様々な器官へ神経伝達するのは電気信号ですので、確かに塩を取る事で電気が流れやすくなる、という事でしょうか?

勿論、どんなものでも摂り過ぎると違う弊害もあると思いますので適度に摂取するのが良いそうです。普段使われている精製塩を少しお値段はかかりますが天然のお塩などに切り替えてみると良いかもしれませんね。では今日はこの辺で^^

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