生活習慣病をあなどらない

いつも当店をご利用下さり誠にありがとうございます。紅豆杉 健康茶屋スタッフの宮本です。

今日は「生活習慣病」について書いてみようと思います。TVや新聞でもよく耳にする言葉ですが、生活習慣病はどのようにして起こるのか?という事については知っているようで知られていないことがたくさんあるように感じます。



1950年ごろまで日本人の死因の上位は結核や腸炎が占めていました。ですが、近年は医療技術の進歩や抗生物質の登場、栄養状態や衛生環境の改善によってこうした感染症は減少しました。

2010年度の厚生労働省の発表資料によりますと、死因の1位はがん 29.5%、2位 心臓疾患、3位 脳血管疾患、4位 肺炎 となっています。主に、がん(悪性新生物)、心臓疾患、脳血管疾患という「三大生活習慣病」が実に死因の6割ほどを占めています。



特に心臓疾患については年々増加傾向にあるそうです。心臓や脳の疾患は働き盛りの世代でも発症する例が少なくありません。また、厚生労働省のデータではいわゆる「寝たきり」とされる症状の半数近くは脳血管疾患と認知症というデータも公開されています。

死因の主な内容に血管や血液の疾患が多い、という事実はさすがに無視できない数字となっています。




そもそも血管には動脈、静脈、微小循環があり、ヒトの体には大血管(動脈・静脈)が1割、微小循環(毛細血管)が9割が日々生きる為の栄養や酸素、さらに二酸化炭素や尿素などの毒素を運搬しています。

中でも微小循環と呼ばれる毛細血管の全長は10万kmにもおよび、地球を軽く2周半するほどの距離を体内で走っていることになります。

日頃の生活習慣が悪いと、まずこの毛細血管に詰まりや上手く血液が循環しないなどの不具合が起こるそうです。つまり栄養分や老廃物、どちらも運搬できなくなったり動脈硬化するといずれは重大な症状に発展してしまいます。


いつまでも元気な体を保つ為にも、まず0.01mm~0.05mmしかない毛細血管を正常に機能させることが大切です。脂肪分の多い食事や多量のアルコール、タバコ、ストレスなど知らず知らずのうち毛細血管の状態が深刻化する前に生活を改めなければなりません。



今後ますます高齢化が進む日本ですがやはりデータだけみても、日頃の生活習慣や食生活を見直す必要があるようですね。今回もブログでは実にまとめにくい内容・・・(=ω=;)でしたが、また興味深いお話などがあれば掲載してまいりたいと思います。では今日はこの辺で^^

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