糖尿病はこの季節ご注意を

いつも当店をご利用下さり誠にありがとうございます。紅豆杉 健康茶屋スタッフの宮本です。また寒波が来るそうです。ご体調など崩されないようにしてくださいね。

さて、今日は「2月になると糖尿病が悪化する?」という話について少し書いてみようと思います。


年末年始~2月頃にかけてよく血糖値が上がってしまった、という方がいらっしゃいます。糖尿病などの治療をされている方にとって、血糖値があがるという事は糖尿病の悪化につながる事になり看過できない問題です。

実は、天候や気温などによって血糖値が変動する、という事があるそうです。これは、寒い冬になると、私たちの体のインスリン抵抗性が増して血糖値が下がりにくくなるということから来ています。さらに寒さで体がかじかんでくると、体温を上昇させようと血液中でストレスホルモンのアドレナリンが増えてきます。このアドレナリンがまた血糖値を上げてしまう、という訳です。


他にも次のような例も考えられます。


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お客様からこの2月くらいが一番 HbA1c(ヘモグロビン・エイワンシー)の数値が悪かった、という話を良く聞きます。


HbA1cの検査ではどうしても過去2ヶ月間の平均血糖値が出ますので理解はできますが、だからこそこの時期はより生活習慣や食生活に注意が必要です。


また、糖尿の予備軍の方で花粉症の治療などをされている場合、眠くなる抗ヒスタミン剤によって運動する意欲が減退することもあるそうです。他に、免疫不全や膠原病の治療に使われるステロイドも血糖値を上昇させることがあるそうです。


節電ブームの昨今ですが、極度の寒さは健康を害します。お部屋の暖房なども適度に行い、また寒いからと言って部屋に閉じこもらず適度な運動を心がけてくださいね。

では今日はこの辺で^^ノ


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