肌から吸収される毒?~経皮吸収について

いつも当店をご利用下さり誠にありがとうございます。紅豆杉 健康茶屋スタッフの宮本です。いよいよ花粉シーズンに入り、当店でも紅豆杉茶、エキス粒などのご注文が例年増えていてその怖さを痛感しております。

さて、今日は花粉とは関係ありませんが、女性の皆様にとっては笑えない話「肌から吸収される毒」について少し書いてみようと思います。


肌から毒を吸収する、とは耳慣れないかもしれませんが専門的には「経皮吸収」といいます。

普通、皮膚には体外からの異物の侵入を防いだり、体内の水分の蒸発や体液の漏出を防いだりするバリア機能としての働きがあります。普段はこのバリア機能によって外部から悪いモノが入ってこないようになっています。そして皮膚からの吸収率は部位や年齢、触れる物質などによって異なった吸収をすることがわかっています。


最近では医療の現場においても皮膚吸収型のお薬があるくらいです。例えば、喘息などに使う気管支拡張剤や心臓病に使うニトロ、最近注目される認知症用薬のイクセロンなども皮膚吸収型のお薬です。

また、前述しました部位別の吸収率では腕の吸収率を「1」と考えた場合、おでこは「6」、下顎部は「13」、頭部は「3.5」、手のひら「0.8」のように、部位によって吸収率が全然違う事が分かっています。また、特筆すべき点として女性のデリケートゾーンや男性の陰嚢部は「42」倍も経皮吸収しやすいことです。


日頃、何気なしに使っているボディソープや化粧品などに毒物が含まれていた場合、経口摂取ではありませんので肝臓や腎臓の排毒処理が機能せずその多くは体内に蓄積される、という報告もあるそうです。真偽のほどはまだきちんと解明されていませんが、どうやら私達は皮膚からも様々な成分を吸収していることに変わりはありません。

普段の日常生活で心当たりがある方は、一度よく調べて頂くと良いかもしれません。では今日はこの辺で。


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