ダイエットと運動
以前、体温を上げると健康に!というブログ記事を書きましたが、その時に話が少し脱線してしまいダイエットの話になりました。
今回は、そのダイエットの話を少し掘り下げてしてみたいと思います。
以前の体温を・・・の時には、筋肉量を増やすことで代謝が上がり体温も上がるという話をしました。
また、それによって代謝の悪い人よりもいい人の方が太りにくいという話もしました。
では、ダイエットに良い運動とはどんなものがあるのか書いていきたいと思います。
運動には大きく分けて2種類あります
運動には、大きく分けて「有酸素運動」と「無酸素運動」があります。
これはご存知の方も多いと思います。
そして、ダイエットに向いているのが「有酸素運動」ということもご存知の方が多いでしょう。
では、なぜ有酸素運動がダイエットにいいのでしょうか?
それは、無酸素運動では運動のエネルギー源として「糖」が使われ、有酸素運動では「糖・脂肪」が約半分ずつ使われるためです。
そして、ダイエットを頑張るためにウォーキングやジョギングをしている方も多いです。
ですが、有酸素運動だけしている場合は結果出にくいと感じたことがあるかたが多いと言うアンケート結果もあります。
カロリー消費と脂肪の燃焼
それでは、実際に有酸素運動を行った場合のダイエット効果を検証してみます。
これは体重や年齢などの個人差もあるので、一概には言えませんが、30分ウォーキングした場合の消費エネルギーは、約140kcal(キロカロリー)です。これをジョギングに変えても160Kcal程度しか変わりません。
しかもこの140kcalが消費された場合、全て脂肪が燃焼されるわけではなく、脂肪と糖が半分ずつ燃焼されるので燃焼される脂肪は70kcal分となります。
そして、この70kcalが脂肪にするとどれくらいかというと、脂肪は1グラム約9kcalなので、わずか8グラムです。
さらに、その脂肪もすぐに燃焼されるわけではありません。
脂肪は、脂肪酸とグリセロールに分解されてからでないと燃焼されないからです。
次回は、より効率的に脂肪を燃焼すればよいかについて書いていきたいと思います。
長時間有酸素運動をしないとダイエットに成功しないわけではないのです。