2013.09.24
カテゴリ:病気・症状別
水毒(すいどく)とはどんな症状?
水毒(すいどく)とは「津液」(しんえき:血液以外の体液のこと)が滞って体内に「水」が溜まっている状態を指します。体内の必要な部分に水が補給されない為に水分代謝に異常をきたします。
原因
水毒は体内に入ってきた水分の処理や排泄が上手くいかない事が原因で起こります。他にも冷え症や水分の摂り過ぎなども原因となる事があります。水分は摂取した後、体内を循環して排出されるので、どこかで滞った場合には水が排出されずに溜まってしまうのです。
過剰なアルコール摂取や刺激物、油ものなどを摂り過ぎたり甘いモノや味の濃い食事ばかりを好む方にも起こる可能性があります。
放置すると?
水分代謝が崩れてくると主に下半身に溜まりがちになります。症状としては肌がべたついたり、湿疹などが出やすくなります。他にも、、、
アレルギー性皮膚炎
耳鳴り
めまい
むくみ(主に下半身)
おりものの量が増える
胃のもたれ、吐き気、下痢など
などの症状が現れることがあります。妊娠中の女性は妊娠中毒症にかかり易くなってしまいますので特に注意が必要です。
改善方法は?
水分の摂り過ぎを避け、血行の改善を
水毒の方が水分をとる際にはなるべく冷たい飲み物を避けて、常温または暖かい飲み物をを少しづつ摂るように心がけてください。体内の水分代謝を促す為にも、冷え対策をキチンと行い、適度な運動を行うなどして血行を促す必要があります。
古くて悪い水を排出し、新しく摂取したきれいな水を循環させて体内のバランスは保たれています。下半身の冷えに悩む方は是非ともウォーキングやスクワットなど下半身の血流を必要とする運動を行ってみてください。