肩こりに関して

人類ならではの悩み

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人類は二本足で歩くようになったことで手が自由に使えるようになり、さまざまな文明を生み出してきました。
しかし、そうした進化の代償として、肩や首は重い頭を支えなければならず、さらに、自由に使える両手の動きを支える役割も果たさなければならなくなりました。そのため、肩は体の中でもっともこりやすい部位となっています。
東洋医学では肩こりを、瘀血(おけつ)で起こる場合、気の滞りで起こる場合、風湿
の外因によって起こる場合の三つに分けて考えます。

瘀血で起こる場合

瘀血によるものは、肩から首の筋肉の血行が悪くなり、強い一肩こりを起こしまち肩の筋肉が硬くなっていて、軽く揉んだだけでも痛みを感じます。
長い時間パソコンに向かっているなど、いつも同じ姿勢でいる人がなりやすく、昼間よ夜間になると悪化します。
体全体を冷やさないようにしながら、肩から首の血行をよくすることで改善させます。

気の滞りで起こる場合

ストレスでイライラしたり、緊張したりすると起こる肩こりは、気の滞りが原因です。ストレスの発散が上手にできないタイプの人が起こしやすく、気分は暗く、頭痛、ゆううつ感を伴うこともあります。
この場合は、気の流れをスムーズにして症状を肇口させます。

風湿の外因で起こる場合

風湿による場合は、かぜや首のすじ違えなどによって起こる肩こりです。
ムチ打ちなどの頸椎症なども含みます。

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